今日はronの誕生日だった。思えば15年前の5月21日午後7時20分頃、この地に生を受けた。早いようでゆっくりでもある。息子の成長を喜んでいたら自分の終わりがどんどん近くなる。今を共有できることがどんなに素晴らしいか、あらためて実感した誕生日でもあった。そして、桜が咲いた。日本人の心ともいわれる桜。武士の心。共感できる反面、生というものを軽んじているような気もするが、経年変化と共に愛おしむようになってきた。ここ、北海道の極東地域では冬は長く、春は短く、夏はあっという間に過ぎてゆく。その短かい季節の始まりを告げるのが、日本で最も遅い桜の開花だ。桜は美しいし可憐だ。そしてつぼみを持ってからわずかの間に散ってしまう。心待ちにしていた桜も、未練残さず散る。花咲き、花散る。その潔さが、不意に命を失う可能性のある職業軍人にはお手本とされたのだろう。しかし、生に執着しない姿には共感できる。人はどれだけ長く生きたのかではなく、どのように生きたのかを問われる、つまり生き様を問われる。桜の良さはこんなことに気づかされるところにもある。つぼみを持ったと期待されて、咲き始めては何分咲きと毎日眺められ、満開になったら祝い、はらはらと桜吹雪舞う中で短い桜の命を惜しむ。まさに人生。終わりがあるから美しい。可能性を秘めた少年よ 小さく固まるな。君はまだ過程にある。裾野を広げ、問いを発し学び高い山を築け。誕生日おめでとう!

HT03-Aの限界。夜桜を見ながら焼肉 ちょっと寒い

家に入っても桜酒

About MORIKAWA

1960年生まれ 北海道移民150年目 (株)オイコス 代表取締役 北海道道釧路市在住 趣味 シーカヤック 自転車 野営 たき火  中小企業家同友会 政策副委員長

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