シーカヤックの歴史は9000年に遡る。言い換えると9000年間ほとんど姿を変えていない。ここにあるのは今から100年ほど前まで使われていたアリュート族のカヤック、ロシア名でバイダルカを当時の製法で再現した物だ。製作者はhttp://www.outrider.co.jp/indian/

 

 

 

 

 

 

 

本来海獣の皮で覆われるべき船体はキャンバスに防水処理をする。アリューシャンには木が少なく、北米大陸から漂着する流木を使ったらしい。船体を構成する部材は紐で結ばれ接合部分にはクジラの骨同士が当たるようにいれたという。この特徴的なナローパドルも木材から出来ている。風の強い海域で肩への負担を少なく漕ぐための独特な形状だ。タンデムのバイダルカ長距離や狩りや漁に使われた。彼らが絶滅に瀕する要因の一つとなったロシアによるアリュートの発見、ラッコの毛皮に目をつけられて使役されたこと、アラスカ半島を含むアリューシャン列島のアメリカへの売却、太平洋戦争勃発となり、アッツ、キスカが日本が占領したことにより米国、日本が住民を保護の名のもとに自国に連れ帰り彼らの生活は失われた。9000年の歴史はここ100年ほど消滅した。

座席部にはシートはない。スノコ状のものがあるだけ。シンプルだ。

 

タンデム艇の前から後ろまで通りぬけを試みた女性。前と後ろは繋がっている。

 

知床エクスペディションのシーカヤックシンポジウム御一行様。全国から集まった。

 

知床スタイルのタープの張り方。私はパドルをこのようには使えない(笑)

これだけのカヤックが並ぶのは壮観。村の出現といってもいい。

 

About MORIKAWA

1960年生まれ 北海道移民150年目 (株)オイコス 代表取締役 北海道道釧路市在住 趣味 シーカヤック 自転車 野営 たき火  中小企業家同友会 政策副委員長

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