先日羅臼、幌萌の佐々木泰幹さんが太平洋と、ここ根室海峡の違いについて、適切な表現でそれを表わしていた。

それは「波長の違う、うねり」 海峡がピッチの短いうねりとすると、太平洋は波長が長く大きい。たとえば、学校のグランド10枚が「うねり」の一単位となることもある。実際私が去年の今頃歯舞~納沙布のツアーではそれを体験した。佐々木さんは根室、落石の港に入る前に、うねりに捕まったタンデム艇が垂直に崩れ落ちるのを目の前で見たという。うねりは岩礁地帯では本当に危険だ。

今日久保田さん、松本さんとシーカヤックでカレイ釣りに午後から出かけた。雨まじまりだが、どうせ水遊びは濡れるのだからと出かける。浜からカヤックを出して沖合いにシーアンカーを打って船を安定させる。知床連山を見ると、すごい風景になっている。尾根にぶつかった風は気流をおこし、すごい量の雲をとどめ、その上をとんでもない速さで流れていく雲たち。曇っている時は穏やかだった。しかし、稜線に突然晴れ間が見えて雲が破れた。晴れてくるととたんすごい風が吹き出す。
2時間ほどでそこそこに魚も釣れ、明るいし、まだ釣りをしていてもいいなと思っていた時、久保田さんが風が気になるから止めようと言う話になった。三人でレースのように港に向かう。松本さんのペンギンが圧倒的に早い。私や久保田さんの艇は重くてスピードは不利だ。
船を陸にあげて、片付けて車のキャリアに積んでいる時に、ものすごい突風が吹く。危なくカヤックが飛ばされるところだった。3人で顔を合わた。戻るのが30分遅れたら、海上で風に煽られひっくり返っていたかも知れない。水温は10Cを切っていて、ライフジャケット着ていても30分とは生きていけないだろう。ここの海と自然は本当に厳しい。だからここの自然は素晴らしいと思う。こんな場所他にはないのだから・・。

About MORIKAWA

1960年生まれ 北海道移民150年目 (株)オイコス 代表取締役 北海道道釧路市在住 趣味 シーカヤック 自転車 野営 たき火  中小企業家同友会 政策副委員長

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