キッチンと居間の間を占領しているのがカヤックで使う道具群だ。単身赴任の素晴らしさのひとつは、生活必需品と、非生活必需品のボーダーが極めてあいまいで、普段使う食器はキャンプ用、食卓テーブルの上はフライタイイング(毛鉤作り)用のものであふれ、パソコンの周りはマニュアルなどで足の踏み場もなく、ステレオの周りはCD、寝るのはテント、部屋のベッドにはいつも洗濯済のものが置かれ、テントの周りは本が散乱している。
なんという至福の空間だろうか!それについてとやかく言う人間は誰もいない。夜中に荷物を整理し次使うまでに中を整理しておく。その反面部屋の中は片付かない。

ある女性を知っている。はるかに年上の女性だった。喫茶店でバイトしていたその人は、誇らしそうに旦那がゴルフに行くとき、靴を磨きクラブをセットし持たせ、家に戻ると全部自分が片付けると言った。それを聞いて少しの羨望と窮屈さという違和感を感じた。例えばカヤックツーリングでは、そんなこと不可能なだ。現場で何かを忘れる事くらい最悪な事態はない。自分で一から百まで点検するしかない。趣味とはいえ、ひとつ間違えば死ぬ趣味。これはもう趣味とは言えないものとなっている。だからモノがすべて溢れている、露出している状況が理想的。

本日意外なところでこの羅臼日記の定期購読者を新たに知った。また読んでください。

About MORIKAWA

1960年生まれ 北海道移民150年目 (株)オイコス 代表取締役 北海道道釧路市在住 趣味 シーカヤック 自転車 野営 たき火  中小企業家同友会 政策副委員長

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