携帯を使い出したて5年、それ以来公、衆電話を使うことがまったくなくなってしまった。車に乗りながら、道を歩きながら、~しながらポケットから携帯をだして、電話をかける。電話というより無線の感覚だ。便利な時代になったもんだとつくづく思う。しかし便利さゆえの不便さ、圏外地域にいると不安でしょうがない。挙句の果てにはいい大人が携帯のアンテナをもって歩き回り、「ここは(アンテナが)立つ」「あんたのは立ってるか?」と大衆の面前でも皆口走っている。とどめは「俺のは立っていぞ」。携帯のもたらす功罪は様々なところで起きている。
先日羅臼港の朝の散歩で港の電話ボックスが目についた。ボックスはあるが無造作に撤去された電話機。もしかすると盗まれたままなのかもしれない。遠く本州、日本海から羅臼まで漁にやってきた漁師達のたくさんの声を伝え続けた電話。今は誰も使わないのだろう。私も学生時代、好きだった女の子に公衆電話から電話をかけたことがある。友達と何人かで電話ボックスには入り、みんな息を潜めて話を聞いたこと。話す内容は他愛もないクラスのこと・・私の順番が終れば、次の友達の好きな女の子の家に電話。けれどそれだけでも何かうれしくて、暗い帰り道友達とはしゃぎ回り帰った記憶がある。電話ボックスが消える前に最後に使っておこう。

About MORIKAWA

1960年生まれ 北海道移民150年目 (株)オイコス 代表取締役 北海道道釧路市在住 趣味 シーカヤック 自転車 野営 たき火  中小企業家同友会 政策副委員長

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