昔の航海術、船乗り達は羅針盤も海図もなかった。船の航路を決めるのは星、有名なのは北極星。今日たまたま、夜空を見上げると西の空に北斗七星がみえた。北極星は柄杓の一辺の6倍のあたりに、輝いている。ポラリスが北極星であり、ポールスターともいう。家の前に三脚をっ立てて、開放1分間。街中で街灯があるなかでも、これくらいは映る。更に撮ってみて驚いたのは、肉眼では見えていなかったけれど、他にも星がいっぱい映っている。

暗い山道や、森林帯を歩くときの鉄則がある。ライトは使うなというもの。私は以前遭難しかけたことがある。それは、川釣りに行き、夜8時ころ、辺りが暗くなり、入渓地点に戻ろうとしたときの事だ。帰り道がどこだろうという話になった時に、めいめいが自分のライトの照らしている方向が正しい道と言い出した。確かにわずか数メートルだが、明るく照らされた道は正しく見えるし、自分が行くべきようにも見える。その時は、地形を見て丹念に足元を探して、踏み跡が見つかり事無きを得た。

今の日本、特に地方がひどい。所得の再分配がうまくいかない。一番の原因は中曽根時代から加速化し「新自由主義」、小泉時代「構造改革」という美名の名のもとで、確実に地方をそして人々の暮らしを蝕んだ。与党にも野党にもその信奉者がいる。小さな政府、公務員制度改革、規制緩和、民間でできることは民間で・・・ 聞こえはいい、しかしこれに騙されて富がある部分に集積し、多くの人から奪われて、格差を生み、スベリ台で落ちるような棄民、将来に希望の持てない、持続不可能な社会になりつつある。それなのに、あえて「構造改革、市場主義経済」を標榜する政党が多くの議席を獲得するのはどうなのだろうか。大都市で地方の現状を知らない人が投票するのは仕方ないだろ。地方に暮らす人の中でも支持者がいる。いくら打たれても、まとわりつく、自虐的感じがする。しかも、その党にいれた有権者は「民主にも自民にも入れたくなかった」「党首がわかりやすい」とか・・・ 高度な政治を行ったギリシャ、アテナイが滅んだのは衆偶政治だ。民主主義は大切だが、その本来の目的を達成するには、投票する我々にも「選ぶ能力」が必要ではないだろうか。小泉ジュニアを騒ぐ人々を見て、呆れてしまった。さらに日本もマスコミによる扇動、民衆が右往左往している。マスコミは退陣しろと騒ぐ。私たちは、ここで冷静にならなくてはならない。政権が変わったらなら少なくとも2年はじっと担わせるくらいの気持ちは持てなくてはならない。民主的に選び、私たちが決決めた「北極星」なのだから・・・

About MORIKAWA

1960年生まれ 北海道移民150年目 (株)オイコス 代表取締役 北海道道釧路市在住 趣味 シーカヤック 自転車 野営 たき火  中小企業家同友会 政策副委員長

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