今年は15年目 15回の知床シーカヤックツーリングに行ってきました。NHKで放映されたヒグマのイチコ親子に会うこともできました。ニセコのシーカヤックガイド新谷さんと2泊できたのも大きな収穫でした。ちなみに釧路にシーカヤックを愛するフリーダムな人が増えてくれるといいなと思っています。興味のあるかたは連絡をください。シーカヤックは年齢性別に関係なく楽しめます。登山に似ているかな〜oikos@oikos.net.in

その1 羆のイチコ遭遇編

環境映像ぽく・・・

出発前の様子です。

 

 

 

 

 

 

 

シーカヤックの歴史は9000年に遡る。言い換えると9000年間ほとんど姿を変えていない。ここにあるのは今から100年ほど前まで使われていたアリュート族のカヤック、ロシア名でバイダルカを当時の製法で再現した物だ。製作者はhttp://www.outrider.co.jp/indian/

 

 

 

 

 

 

 

本来海獣の皮で覆われるべき船体はキャンバスに防水処理をする。アリューシャンには木が少なく、北米大陸から漂着する流木を使ったらしい。船体を構成する部材は紐で結ばれ接合部分にはクジラの骨同士が当たるようにいれたという。この特徴的なナローパドルも木材から出来ている。風の強い海域で肩への負担を少なく漕ぐための独特な形状だ。タンデムのバイダルカ長距離や狩りや漁に使われた。彼らが絶滅に瀕する要因の一つとなったロシアによるアリュートの発見、ラッコの毛皮に目をつけられて使役されたこと、アラスカ半島を含むアリューシャン列島のアメリカへの売却、太平洋戦争勃発となり、アッツ、キスカが日本が占領したことにより米国、日本が住民を保護の名のもとに自国に連れ帰り彼らの生活は失われた。9000年の歴史はここ100年ほど消滅した。

座席部にはシートはない。スノコ状のものがあるだけ。シンプルだ。

 

タンデム艇の前から後ろまで通りぬけを試みた女性。前と後ろは繋がっている。

 

知床エクスペディションのシーカヤックシンポジウム御一行様。全国から集まった。

 

知床スタイルのタープの張り方。私はパドルをこのようには使えない(笑)

これだけのカヤックが並ぶのは壮観。村の出現といってもいい。

 

4分ほどにまとめて見ました。同行者木村くんから写真がきたらもう一度編集し直します。

羅臼町 食処いわみ の名物料理  今回の遠征の拠点です。 知床倶楽部 はも丼も有名。知床方面へ行く時は是非足を伸ばしてください。

今回の行程

2010年8月10日

午前6時7分   >相泊スタート      漕時間 7時間7分

午前7時     >観音岩到達

午前7時35分  >モエルス

午前7時56分  >ペキンの鼻 休憩15分

午前9時33分  >赤岩

午前10時21分 >知床岬

午前12時    >落合湾 休憩30分

午後 2時    >カパルワタラ 霞の番屋到着

2010年8月11日               漕時間 6時間28分

午前6時21分 >番屋スタート

午前6時29分 >カシュニの滝

午前7時52分 >ルシャ河口

午前9時29分 >カムイワッカの滝

午前10時36分>エエイシレド

午前10時47分>五湖の断崖

午前11時36分>岩尾別河口

午後12時19分>ブユニ崎

午後12時49分>ホロベツ川河口 到着

軌跡は白い線ではなく、薄い水色の線です。岸沿いにへばりついている。これはガーミンのデータをグーグルアースに落としたものです。

同行者

同行者は佐々木泰幹さん(68歳)知床の海・山のベテラン。カヤックガイドもしています。HP参照 知床でレンジャーをしている大野司さん ブログ参照 同じくレンジャーの木村慈延さん この二人はカヤック歴1ヶ月です。

相泊到着

まずは前日のうちにカヤックをデポ。荷物もある程度積みこみます。

ハッチカバーを付ける佐々木さん

そこに旭川のカヤッカーが上陸してきました。なんと、テレマークスキーで有名な三段山クラブの通称「田中パパ」です。犬と一緒に滑走する人です。プライベートDVDが毎年リリースされますが、そのクォリティーの高さが素晴らしい。今回は知床初挑戦ということでした。ナルゲンを使って、ビールを二日間冷えた状態で保持する方法など情報を教えてもらいました。

談笑する田中パパと新谷さん

車の回収をお互いに手伝い、ウトロで明日の出発を待っていた知床エクスペディション」の新谷さんを訪ねます。私たちは羅臼側から、新谷三たちはウトロ側からスタート。二日後に接近する台風が全員の共通関心。洋上での再開を約束して別れました。

知床倶楽部の常宿場所にあった新谷さんの似顔の原版。絵本作家の関屋敏隆さんの作品。心地良いデフォルメです。けれど良く特徴掴んでいる。

知床エクスペディションで使うタープ。

雨の宴会で大活躍。大人数を収容できます。新谷さんのツアーは20名が参加します。

焚き火台

知床の浜を汚さないために使用。ガイドとしての焚き火対策の切り札です。大人数で行くので、調理、暖房をすべてこれで賄います。 焚き火はCO2の問題など一切関係ありません。流木を燃やすから資源の有効活用です。焚き火の跡が汚いというのは、大潮の時に、すべて流されて綺麗になるので問題ありません。当初、知床では全面禁止だった焚き火も、条件的に許可になりました。天を焦がすような焚き火はダメです。必要最低限の焚き火です。

テント

新谷隊のテント。強風の時はポールを抜いて寝るそうです。これが20近く張られる姿は壮観です。

知床峠から

ウトロから羅臼へ戻る中の車から写したもの。ウトロは晴れ、羅臼には重たい雲が・・・ 明日の出発が出来るか。

続く

本日13;00ウトロに上陸しました。10日は朝6:00出発し13:30分カパルワタ霞の番屋着

本日は7:00出発 ウトロに到着。羅臼側も南の追い風に相当瀬波が立ち、今日は岩尾別から海況が悪化。結構厳しかった。動画も写真もあるので後日整理します。

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準備完了 台風との競争。荒れる前に戻るか。やり過ごすか。
2010知床遠征 釧路‐羅臼混成隊4名出発です。

台風第4号 (ディアンムー)が発生し12日以降影響がでそう。すでに明日の風は強い。岬を廻れるか・・・

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今晩は秋刀魚定食でした。秋刀魚初物。

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用意もほとんど終わった。読書。今回は『100年の孤独 ガルシア-マルケス』『悲しの器 高橋 和巳』『超訳資本論 的場昭宏』『生と権力の哲学 檜垣立哉』をもってきた。ベースキャンプでは100年、現場には生と~を持っていく。読む時間があるかな?

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羅臼にて