4分ほどにまとめて見ました。同行者木村くんから写真がきたらもう一度編集し直します。

私の職場は大学の近くにある。留学生も多い。最近はミャンマーやインドネシアの留学生とよく話をする。今から数年前、アジア系の留学生と話をする機会があった。ロシア語を話しているので、アジア系のロシア人とわかった。カザフかウズベキスタン人かと思い出時を聞くと「アリュート」と彼が答えた。お父さんがアリュートでお母さんがロシア人、カムチャッカ半島のペトロパブロフスクに住んでいるという。アリュートと言えばシーカヤックのメッカ。彼にカヤックについて聞いたが「知らない、見たことがない」とのこと。アリュートの悲しい歴史を感じてしまった。アリュートの男であればカヤックハンターとなり、荒れる漕いで漁をしていたはず。アリュート族のカヤックスキルも船の性能も相当高かった。現在のカヤックは9000年前にすでに完成されていた。材質が違うだけで寸分違わない姿である。アリュートはアジア系のなので日本人とそう変わらない。アリュートの自然と調和した暮らしは9000年の歴史のわずか100年ほど前にロシアの探検隊に発見されてから、民族の針は絶滅の方へ大きく振れていった。大東亜戦争でアメリカと日本によって島は蹂躙され、島から連れ去られ、ほとんど絶滅に近いう状況になった。そして、シーカヤックは滅ぼした白人たちの手で、レジャーとしてこの世に蘇った。水は歴史を記憶する力があるという。海にはアリュートの悲しい歴史の記憶が蓄えられ、海を漕ぐ者になにかの霊感を与えているような感じがする。滅多に出会えない民族の血をひく人に、北海道の片田舎で、出会えるとはどんな縁だろう。彼と握手した、アリュートに触れた。素晴らしい幸運だと思った。

羅臼町 食処いわみ の名物料理  今回の遠征の拠点です。 知床倶楽部 はも丼も有名。知床方面へ行く時は是非足を伸ばしてください。

今回の行程

2010年8月10日

午前6時7分   >相泊スタート      漕時間 7時間7分

午前7時     >観音岩到達

午前7時35分  >モエルス

午前7時56分  >ペキンの鼻 休憩15分

午前9時33分  >赤岩

午前10時21分 >知床岬

午前12時    >落合湾 休憩30分

午後 2時    >カパルワタラ 霞の番屋到着

2010年8月11日               漕時間 6時間28分

午前6時21分 >番屋スタート

午前6時29分 >カシュニの滝

午前7時52分 >ルシャ河口

午前9時29分 >カムイワッカの滝

午前10時36分>エエイシレド

午前10時47分>五湖の断崖

午前11時36分>岩尾別河口

午後12時19分>ブユニ崎

午後12時49分>ホロベツ川河口 到着

軌跡は白い線ではなく、薄い水色の線です。岸沿いにへばりついている。これはガーミンのデータをグーグルアースに落としたものです。

同行者

同行者は佐々木泰幹さん(68歳)知床の海・山のベテラン。カヤックガイドもしています。HP参照 知床でレンジャーをしている大野司さん ブログ参照 同じくレンジャーの木村慈延さん この二人はカヤック歴1ヶ月です。

相泊到着

まずは前日のうちにカヤックをデポ。荷物もある程度積みこみます。

ハッチカバーを付ける佐々木さん

そこに旭川のカヤッカーが上陸してきました。なんと、テレマークスキーで有名な三段山クラブの通称「田中パパ」です。犬と一緒に滑走する人です。プライベートDVDが毎年リリースされますが、そのクォリティーの高さが素晴らしい。今回は知床初挑戦ということでした。ナルゲンを使って、ビールを二日間冷えた状態で保持する方法など情報を教えてもらいました。

談笑する田中パパと新谷さん

車の回収をお互いに手伝い、ウトロで明日の出発を待っていた知床エクスペディション」の新谷さんを訪ねます。私たちは羅臼側から、新谷三たちはウトロ側からスタート。二日後に接近する台風が全員の共通関心。洋上での再開を約束して別れました。

知床倶楽部の常宿場所にあった新谷さんの似顔の原版。絵本作家の関屋敏隆さんの作品。心地良いデフォルメです。けれど良く特徴掴んでいる。

知床エクスペディションで使うタープ。

雨の宴会で大活躍。大人数を収容できます。新谷さんのツアーは20名が参加します。

焚き火台

知床の浜を汚さないために使用。ガイドとしての焚き火対策の切り札です。大人数で行くので、調理、暖房をすべてこれで賄います。 焚き火はCO2の問題など一切関係ありません。流木を燃やすから資源の有効活用です。焚き火の跡が汚いというのは、大潮の時に、すべて流されて綺麗になるので問題ありません。当初、知床では全面禁止だった焚き火も、条件的に許可になりました。天を焦がすような焚き火はダメです。必要最低限の焚き火です。

テント

新谷隊のテント。強風の時はポールを抜いて寝るそうです。これが20近く張られる姿は壮観です。

知床峠から

ウトロから羅臼へ戻る中の車から写したもの。ウトロは晴れ、羅臼には重たい雲が・・・ 明日の出発が出来るか。

続く

今日から仕事。十年ぶりくらいに1週間の休みを入れて、羅臼、知床遠征、屈斜路湖とカヤック三昧を楽しんだ。塩抜き(海水につかったものを真水で洗う)に来た屈斜路湖はテントを張った場所がバイクサイトのためか、隣の人達との交流があった。来ているのは学生ばかりではない。休みを作り、こだわりを持って旅をしている人たちだ。酒を飲みいろいろな事を話し合い人は成長するんだなという事を実感した。偶然、本当になんの僥倖か齋藤新之助さんに出会う。家に帰り「シーカヤックマニュアル」を調べたら積丹ブラザースという名前でW艇のスカーリングをしている写真がある。その人だった。息子と救助訓練をしている所で、エスキモーロールの仕方を教えてもらい、RONがもう少しで起き上がれるところまできた。

隣人その1 埼玉からソロで。

隣人その2 右側 新宿から カブにのって

友達の作ったアリュートパドルを試しくれる斉藤さん。評価は上々。

連日焚き火。直火の焚き火は禁止なのでユニフレームの焚き火台使用。

キャンプ場の様子。手前が静かで奥は家族連れで大賑わい。お盆キャンプはずっと避けてきたのに・・・ 写真手持ちのためブレてるな~

北極星 これも手持ちのためブレてる。

疲れはてて寝るRON。少年の休みももうわずか。中学校最後の夏休み。来年はシングルで知床に挑戦すると言っていた。今回の一番の収穫はロールがらみにで、ひっくり返るという繰り返し行ない、恐怖感が取り除かれたことだろう。

鶴居の「TAITO」で風呂にはいり家に戻る。後片付けは大変だった。昼以降は予想通りの霧っぽい雨。テントが乾いたまま回収できて良かった。

参考

>>>>>>>エスキモーロール<<<<<<<<<<

image

image

札幌のサイトウさんというカヤッカーに遭遇。丁度ronがロールの練習をしているときでした。詳細はまた、後日。写真はスカーリングという技。

本日13;00ウトロに上陸しました。10日は朝6:00出発し13:30分カパルワタ霞の番屋着

本日は7:00出発 ウトロに到着。羅臼側も南の追い風に相当瀬波が立ち、今日は岩尾別から海況が悪化。結構厳しかった。動画も写真もあるので後日整理します。

image

準備完了 台風との競争。荒れる前に戻るか。やり過ごすか。
2010知床遠征 釧路‐羅臼混成隊4名出発です。

台風第4号 (ディアンムー)が発生し12日以降影響がでそう。すでに明日の風は強い。岬を廻れるか・・・

image

今晩は秋刀魚定食でした。秋刀魚初物。

image

用意もほとんど終わった。読書。今回は『100年の孤独 ガルシア-マルケス』『悲しの器 高橋 和巳』『超訳資本論 的場昭宏』『生と権力の哲学 檜垣立哉』をもってきた。ベースキャンプでは100年、現場には生と~を持っていく。読む時間があるかな?