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昨夜あったアイヌに伝わる歌、伝統的な楽器の演奏を聞いて不思議な感覚に襲われた。歌声がジスイズの壁にあった湿原の写真の中から聞こえてくるような気がしてならなかった。風のようなに葦をしならせながら私の心に染み入ってきた。長い時を超えて、その歌声の中へ螺旋運動をしながら落下していくような浮遊感に包まれた。ムックリの演奏では知床の海の波の音、枷の音、断崖に当たって砕ける大波が迫ってくる。なんと美しい旋律と声だろうか。北海道に合う音楽とようやく出会ったという満足感。あの日から毎日、ウポポを聴いている。

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シーカヤックでは濡らして良いものとだめなものを明確にしておかないと後で泣くことになる。濡らしていけない物の代表は食料、寝袋など。着替えようの衣類もそうだ。右上のものは防水のスタッフバッグだが完全なる防水ではない。左上のものはシリンダーと呼ばれる専門アイテムだが高い。一万円前半くらいだ。そこで、右下のジップロックが活躍する。安くて良いのだが信頼性にかける。ヘビーユースには耐えられない。二年前100円ショッブで見つけた氷を作ったり、水を運ぶ事ができるというバッグだ。ジップロックを大きくして、丈夫にしたものと考えて良い。最近はあまり見かけなくなつている。この手の物が必要な人は見つけたら買うことを勧める。

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予定が一日変わった。準備のため。大人三人分の二泊三日間プラス予備を含めた水と食料プラス酒(笑)。この他に衣類もある。これを三艇の分散して旅をする。商業手段のなかった時代に遡る。そして古の人々に思いを馳せる。そうすると現代社会の自分の暮らしに違和感を感じる。
 11回目の今回はGOPROで撮影をするのとモンベルのソフトクーラーでビールを冷やし、キンキンに冷えたビールを岬で飲む事と、シーカヤックを始めたばかりの女性と息子がシングルで知床を廻るのが目新しいこと。

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旅も終わりに近づく。中部国際空港の飲食スペースでビールを飲みウトウトしながら千歳。これからJRので三時間。着くのは10時近くだ。

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現地のガイドが案内する鯉参に来る。松阪牛から一転して南伊勢の魚介類を扱う店。岩牡蠣の濃厚な味を宮の雪の「キンミヤ」を飲みながら楽しむ。やはり観光にガイドは必要。旅の楽しさは人との出会い。土地の文化に慣れ親しむ。ということであれば、私を洗脳した松阪中勢は魅力ある土地だ。まだまだ行きたい場所があった。こちらにきて知った伊勢山上、簡単に行けるが誰も近づけない場所。本当に行きたい場所を沢山のこしながら最後の夜は更けて行く。

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世界ブランド、マツサカビーフ、松阪市内 千力にて北岡さんの松阪牛を初めて食べる。ここは肉が美味い。韓国も有名だが松阪の肉はとても美味いと感じる。普段肉をあまりうまいとは思えない私が美味いと思わせる力があるのだから、普段から肉食系の人には聖地になりうる可能性があるのが松阪だ。さて、松阪牛当地のガイドが選んでくれた店で、今日会った森本さんのように肥育農家の北岡さんの松阪牛のロースを食べてみた。さしのは行った肉は箸でつまむと崩れるほど。口の中で脂が溶けるほど。健康とは無縁の食べもののように言われるが不飽和脂肪酸なので心配ないという。それよりも和牛を焼いたときのココナッツ臭がホルスタイン系とは違うと説明を聞いた。普段、牛肉を食べない私も和牛の脂が燃える匂いは心地よい。松阪で食べる松阪牛は格別だ。スカイマークを使えば釧路から松阪まで往復四万円以内も可能。焼き肉好きな人は松阪へ。

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釧路人ならば抵抗なく受け入れられる中華そば。麺をバリッと揚げてあんかけの焼きそば。いつも込んでいる店。あっさり系の味だから長く愛されているのだろう。

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飯南町、茶倉の道の駅で伊勢うどんを食べる。濃いタレが下にあってかき混ぜて食べる。麺が太くて美味しい。その後茶倉の吊り橋を見に行く。足がすくむ。

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三重県の伊勢茶。三重県で沢山あるお茶をブランド化したもの。
他じゃ知られていないけど、品質は日本一らしい。釧路のししゃもと同じくOEMで出される。例えば宇治茶として。ペットボトルで飲むお茶が普及して、本来のたしなみ方が廃れてきているが蝉の声が染み入る和室で一服するのものいい。

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三年後には悲しい別れが待っていると森本さんはいう。ここにいる間は家族同然だ。けど、出荷の時は心を鬼にしなくては。牛肉の高級ブランド松阪牛を専門にかつ伝統的な方法で育てる肥育農家を訪ねた。ここの牛は三年で出荷する。但馬から連れてこられたばかりの頃は暴れてどうしょうもないが、今は人にすっかり慣れてきる。私自身家畜の牛は見ているがこんなに人慣れした牛は初めてだ。森本さんに甘える松阪牛。松阪牛は牛が餌の量を食べなくる
食い止まりから食べさせるテクニックが技術。体重700キロくらいが脂の関係上、歩留まりがいいらしい。とにかく手間暇かけて育てる松阪牛は大量生産の肉牛とは異質な文化。しかし、大量生産に押されて肥育農家が減少し、本来の松阪牛が消えて、松阪牛ブランドを語る肉が残る事は避けたいものだ。